「夜間中学」拡充へ議連発足
日本では、貧困や不登校、ひきこもり、また国籍などの事情で義務教育を終えることができなかった人々が、100万人以上いると言われています。こうした人々の「学び直し」の場である「夜間中学」(正式名・公立中学校夜間学級)の拡充を目指して、超党派の議員連盟が発足しました。...
View Article女子限定で通信制課程
120年以上の歴史があるカトリックの女子校、仙台白百合学園高等学校(仙台市泉区/青木タマキ校長)は、今年度から通信制課程「エンカレッジコース」を開設した。 同課程のモデルになったのは、東京・八王子市の聖パウロ学園高等学校通信制課程。聖パウロ学園関係者や日本カトリック学校連合会の理事長、故・河合恒男神父(サレジオ修道会)らの協力により、4年の準備期間を経て実現した。...
View Article「不登校」からの出発
京都・舞鶴市の民間教育施設「聖母の小さな学校」(梅澤秀明代表/以下「小さな学校」)は、いじめなどから不登校になった児童・生徒の支援をして26年になる。「小さな学校」を運営する梅澤秀明、良子夫妻(西舞鶴教会)はこれまで、若者たち200人以上を教育し、社会に送り出してきた。...
View Article少数者に寄り添う教育を
教員生活45年になる福岡海星女子学院附属小学校・高等学校の山田耕司校長は、長年、公立小学・中学校で教えた経験がある。「誰も排除しないことが教員の務め」だと、教育現場で出会う障がい児や、多文化に生きる子どもなど、助けを必要としている目の前の子どもたちのために最善を尽くしてきた。...
View Article矯正ではなく配慮を
不登校やひきこもり状態になった人やその家族と共に歩む当事者活動「七十二人の集い」(代表・沖下昌寛修道士=イエズス会)は10月13日、「第3回カトリックひきこもり支援東京大会」を東京・千代田区の麹町教会で開催した。...
View Article才能を開花させる育成を
公益財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)が運営する横浜市南区の「みなみ市民活動・多文化共生ラウンジ」(以下・みなみラウンジ)は、横浜中華街などで働く移住労働者の子どもたちの学習支援等を行っているが、昨年から彼らの才能を開花させる「育成」にも力を入れている。...
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